SANITATIONオートクレーブの検査についての詳しい説明

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オートクレーブの検査についての詳しい説明

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)自体がきちんと機能しているかどうかの検査も行っております。
オートクレーブ内部の高圧蒸気は必ずしも均一に行き届いているわけではありません。チャンバー内部(滅菌器の釜部分)に沢山の滅菌物が詰まってると高圧蒸気を細部まで送る事が困難になります。当店で使用しているプリバキュームタイプのオートクレーブはどのような条件でもほぼ確実に滅菌処理を行えるので心配はありませんが、確実に機能していなければ意味がありません。
その為当店では下記の方法で厳重にチェックしています。

オートクレーブレコーダーによる
プリントアウト(機械的検査)

当店で使用しているオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)は、滅菌工程をリアルタイムで記録する為のレコーダーが装備されております。
リアルタイムでプリントアウトされたチャンバー内部(滅菌器の釜部分)の温度や気圧、各工程の経過時間のデータを基に、オートクレーブが適確に作動しているかを即時確認することができます。

インテグレーター(化学的検査)

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を使用する際は滅菌物と一緒にインテグレーターと呼ばれる試験パックをチャンバー内部(滅菌器の釜部分)に入れています。
インテグレーターを入れることにより滅菌処理に必要な温度とその温度を維持している時間が適正なレベルに達していたかどうかを確認できます。滅菌処置に必要な温度とその温度を維持している時間が適正値まで達していない場合は、インテグレーターの黒いラインは合格ラインを超えません。

滅菌パック外部のインジケーター(化学的検査)

ジュエリーやニードル、ツールなどを封入する滅菌パックの裏面には化学的インジケーターが付いています。
滅菌処理前と後では色が変わり、処理後には黒く変色するようになっています。
このインジケーターにより一つ一つのパックが適正温度に達していたことが確認できます。

スポアテスト(生物学的検査)

オートクレーブにはスポアテストと呼ばれる生物学的試験方法もあります。
高温に強い人畜無害な胞子を使用し、その胞子がオートクレーブの処理により確実に死滅しているかを確認する検査です。
当店ではその検査を毎週専門機関に依頼し実行し、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)が確実に機能しているかを確認しています。
当店のオートクレーブが正常に動作している証明書として、毎回送られてくるスポアテストの検査結果を店内に表示しています。

へリックステスト及びボゥイディックテスト(化学的検査)

同様に当店のオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)がチャンバー内部(滅菌器の釜部分)を正常に真空状態にした上で高圧蒸気を送り込んでいるかの検査も行っております。
へリックステスト、ボゥイディックテストと呼ばれる検査方法で、高圧蒸気が入りづらい環境を作り出してある試験パックを使用し、パック内部にある試験紙が滅菌工程で適正温度に達していたかを、これらの検査で確認する事ができます。
へリックステストは細く長いチューブの一端に試験紙をセットして塞ぎます。その上で滅菌をしてチューブの中が真空状態になってから高圧蒸気を送り込んで滅菌されているかどうかを確認するものです。
ボゥイディックテストは何枚も重ねた紙と蒸気の入り込みにくいスポンジ間に試験紙を挟み込み、高圧蒸気が試験紙全体に均一に入り込んでいるを確認するものです。

これらの検査により滅菌物が確実に滅菌処理されたかを確認することができ、安心してピアッシングを楽しんで頂くことができます。 それは同時に私共の安心でもあります。